学校関係者の皆様へ
← トップページへ戻る
FOR EDUCATORS

学校関係者の皆様へ

一般社団法人SafeGrove for Childrenが運営するフリースクール「もりのひ」は、
文部科学省およびこども家庭庁の指針に沿い、こどもたちの安心できる居場所と
自発的な学びの機会を提供する非営利型の学習支援団体です。
出席扱いに関するご相談を含め、学校現場の皆様との連携を大切にしています。

一般社団法人SafeGrove for Children(非営利型)/フリースクール「もりのひ」
GREETING & PROFILE

ごあいさつと代表略歴

もりのひのページをご覧くださり、ありがとうございます。私たちは、こどもたち一人ひとりの「ありのまま」を受け入れ、自然と人とのあたたかな関わりのなかで、傷ついた心を癒し、学ぶ意欲を育てていく場を運営しています。学校に通うことが難しいと感じているこども、繊細な特性をもつこどもにとって、安心して過ごせる「もう一つの居場所」でありたいと願っています。

私たちの活動が学校の先生方にもご理解いただけるよう、本ページでは活動の理念、教育的内容、そして「出席扱い」に関するご案内をまとめました。ご不明な点がございましたら、ページ下部のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

土屋 敦
TSUCHIYA Atsushi
一般社団法人SafeGrove for Children 代表理事/フリースクール「もりのひ」代表

私立栄光学園中学高等学校卒業後、慶應義塾大学経済学部を経て株式会社講談社に入社。雑誌・書籍の編集に携わったのち独立し、フリーランスの編集者として活動。並行して料理家としても活動を続け、これまでに多数の著書を上梓。

母校・栄光学園にて高校生向けの料理ゼミを担当し(2022年まで)、教育現場での実践にも携わってきました。

2017年、中学・高校時代の同級生である数学教師・井本陽久氏とともに思考力教室「いもいも」を立ち上げ、合同会社いもいもの代表を創業時より務めてきました。同教室では創業当初から自ら文章・読書教室および野外活動プログラムの講師を担当し、のべ3,000人以上のこどもたちと向き合ってきました。

2026年3月に合同会社いもいもの代表を退任し、非営利型一般社団法人SafeGrove for Childrenを設立。これまで自身が講師を務めてきた文章・読書教室と野外活動事業を引き継ぎ、フリースクール「もりのひ」として新たに開始しました。

OUR PHILOSOPHY

もりのひの理念と国の指針との整合性

もりのひの活動は、文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日)、こども家庭庁「こどもの居場所づくりに関する指針」(令和5年12月22日閣議決定)、ならびに「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(教育機会確保法)の趣旨に沿ったものです。

私たちは、こどもにとっての「安心・安全な居場所」であること、自己肯定感を育み「自発的な学び」を支えること、そして「学校復帰」を前提としつつも、それのみを目的化せず、こども一人ひとりの状況に応じた支援を行うことを大切にしています。

参照している国の指針・通知
  • 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日(元文科初第698号)
  • こども家庭庁「こどもの居場所づくりに関する指針」令和5年12月22日 閣議決定
  • 「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(教育機会確保法)平成28年法律第105号
  • PATH TO SCHOOL

    「もりのひ」に通うことで学校にも通えるように

    フリースクールというと「学校には行かず、フリースクールに通う」というイメージを持たれがちですが、もりのひに通うこどもたちのなかには、もりのひに通いながら、ほかの曜日には学校にも通っている子も多くいます。むしろ、もりのひに通い始めたことで、学校にも行けるようになったというケースが少なくありません。

    「ブルーマンデーが、ハッピーマンデーになった!」 — もりのひに通う、ある生徒の言葉

    連休明けの月曜日や、長期休み明けは、こどもの自殺が全国的に増えるタイミングとして知られています。そうした不安を抱えやすい時期に、自分の存在をまるごと受け入れてくれる場所があること、信頼できる大人や仲間と過ごせる時間があることは、こどもたちの大きな支えになります。

    実際、保護者の方からは「週に1回もりのひがあると思えるから、ほかの日は学校に通えるようになった」「もりのひに行った日の夜から、表情が明るくなる」といった声を多くいただいています。もりのひは、学校の代わりではなく、学校生活そのものを支える存在でもありたいと考えています。

    LEARNING PROCESS

    学びのプロセス — 傷を癒すことから、深い学びへ

    特性や人間関係の難しさ、繊細さ、学習障害(LD)などから、深く傷ついた状態でもりのひを訪れるこどもは少なくありません。そうしたこどもにまず必要なのは、無理に学習を進めることではなく、安心できる環境で「ありのままの自分でいてよい」という感覚を取り戻すことだと私たちは考えています。

    1
    心の回復
    安心できる環境のなかで、傷ついた気持ちを癒し、自己肯定感を取り戻していきます。
    2
    意欲の芽生え
    スタッフや仲間との信頼関係のなかで、「やってみたい」という気持ちが自然と生まれます。
    3
    自発的な学び
    興味・関心からスタートする学びが、各教科の知識へとつながっていきます。

    そうして自発的な学びが始まると、こどもたちは驚くほどの広がりを見せます。たとえば、料理を通じて化学反応や栄養素のはたらきを学んだり、自然観察を通じて生物・植物の同定や生態系の理解を深めたり、河原の地形や石ころから地学・鉱物学の世界に踏み込んだり、宿泊行事で星空を観察し天体への興味を深めたり、焚き火を囲みながら炭素や酸素のはたらき、燃焼の仕組みを実感したり——。

    木登りや岩登りに使うロープから滑車の原理に興味を持ち、質量と加速度の関係や、墜落時の衝撃荷重の計算にまで進んでいった子もいました。こうした学びは、教科書のページから始まるものではなく、こども自身の五感と好奇心から立ち上がるものです。

    私たちは、まず「ありのままでいられる環境」を整えたうえで、こどもの「学びたい」という気持ちの萌芽に丁寧に寄り添い、その学びを深めていく伴走者でありたいと考えています。

    ATTENDANCE

    出席扱いに関するお願い

    「もりのひ」の前身である合同会社いもいもの時代から、東京都内の小中学校等で、当教室に通うことを「出席扱い」としてご対応いただいてまいりました。先生方の温かいご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。

    2026年3月に営利企業から非営利型の一般社団法人へと移行したことを機に、私たちはより公的な性格を持つ団体として、これまで以上に多くの学校の皆様と連携できればと考えております。

    特に繊細なこどもにとっての「出席扱い」の意味

    学校に通うことが難しい状況にあっても、「自分が学校で欠席となっている」という事実そのものに、大きな不安や罪悪感を抱えているこどもは少なくありません。出席扱いとしていただけるだけで、ほっと胸をなで下ろし、気持ちが楽になるこどもがいます。保護者の方々もまた、その安心によって日々の支援に向き合う余裕を取り戻すことができます。

    出席扱いは、単なる事務的な手続きではなく、こどもと家庭の心を支える大切な意思表示でもあると、私たちは受け止めています。

    文部科学省の通知においても、不登校児童生徒が民間施設等で相談・指導を受ける場合、一定の要件のもとで指導要録上の出席扱いとすることができる旨が示されています(「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日)。もりのひでは、この通知の趣旨に沿った運営を行っており、必要な情報はすべてご提供いたします。

    CERTIFICATE

    出席証明書の発行と連絡体制

    出席扱いに必要な書類として、毎月の出席状況を記載した証明書を発行いたします。学校現場の運用に合わせて、柔軟に対応させていただきます。

    書類フォーマット 東京都「フリースクール等利用者等助成金」の通所状況等報告書のフォーマットに準拠したものを基本としていますが、貴校独自のフォーマットがある場合はそれに合わせて作成いたします。
    発行頻度 原則として毎月発行(月初に前月分をお届け)。学期ごとの発行など、ご希望のサイクルがあればお知らせください。
    送付方法 基本は保護者の方を通じて学校にお届けいただく形ですが、ご希望の学校にはメールにpdfファイルを添付する形で直接担当者にお送りすることも可能です。
    連絡・面談 お電話、メール、ビデオ会議などでの直接のやりとりに応じます。こどもの様子の共有や、ご家庭・学校との三者連携など、必要に応じて柔軟にご相談ください。
    個人情報の取り扱い 当法人のプライバシーポリシーに基づき適切に管理し、第三者への提供は行いません。学校との情報共有は保護者の同意のもとで行います。
    PROGRAMS

    クラスのご紹介 — 教育内容の詳細

    もりのひでは、平日3クラス(月・火・木)の野外およびアトリエ型の体験学習プログラムと、日曜日のオンライン読書・執筆教室を開講しています。それぞれのクラスは、学校の各教科と密接に関係する学びを、体験を通じて自然に身につけられるように設計されています。

    MONDAY / 月曜日
    ひだまりの森@あきる野
    10:30〜14:30

    東京都あきる野市の奥多摩エリア、豊かな里山と清流に囲まれたフィールドで活動を行います。プログラムは、焚き火を用いた野外調理、川遊びや水泳、池や野原での生き物観察と捕獲、植物や昆虫・きのこの観察と図鑑を用いた同定、河原の石の観察、季節ごとの自然行事など、多岐にわたります。

    一見すると「遊び」のように見える活動の一つひとつが、実は理科(生物・地学)、家庭科、社会科、保健体育、図画工作といった学校教育の各領域と深く結びついています。図鑑を用いた同定は分類学的思考力を、焚き火の火加減は熱と燃焼の科学を、川遊びは流体の感覚と安全管理の学びを育てます。集団行動のなかでルールを共有し、年齢の違うこどもたち同士で助け合う経験は、社会性と自己調整力を育む上でも大きな意義があります。

    理科(生物・地学・物理) 体育・保健 家庭科 図画工作 社会性・協働
    TUESDAY / 火曜日
    海辺のアトリエ@茅ヶ崎
    10:00〜15:00

    神奈川県茅ヶ崎の海辺に位置するアトリエを拠点に、室内および屋外での創作活動を行います。料理、絵画、立体造形、ものづくり、読書、執筆など、こどもたちがそのときに惹かれる活動を、専門スタッフのもとでじっくりと深めていきます。スタッフには学芸員の資格を持つ者も在籍しており、芸術や文化財に関する専門的な視点からの指導も可能です。

    創作活動を通じて、図画工作・美術、家庭科、国語、生活科に相当する学びが自然と立ち上がります。料理は分量や時間の把握を通じて算数・理科に、執筆や読書は国語の言語感覚と表現力に、ものづくりは設計・工作の力にそれぞれつながっていきます。海辺という環境のなかで、季節の移ろいや自然のリズムを身近に感じながら、感性と知性をともに育みます。

    図画工作・美術 国語(読書・執筆) 家庭科 理科 芸術文化
    THURSDAY / 木曜日
    藤野の森@相模原・藤野
    10:30〜14:30

    神奈川県相模原市・藤野エリアの里山フィールドで活動します。月曜日のひだまりの森と同様の野外体験プログラムに加え、藤野ならではの里山を活かしたフィールドワーク、地域の自然・文化の観察、伝統的な暮らしの技術に触れる体験などを行います。

    里山での活動は、日本の伝統的な暮らしや自然との共生、生物多様性、持続可能な社会のあり方など、現代の社会科教育やSDGsに直結するテーマを、机上ではなく実地で学ぶ貴重な機会となります。地域の方々とのふれあいを通じて、こどもたちは自分たちが暮らす社会の広がりを実感し、自然と人の関わりについて主体的に考える力を育みます。

    理科(生物・地学) 社会(地域・環境) SDGs・環境教育 生活科 体育・保健
    SUNDAY / 日曜日
    本とことば(オンライン)
    10:00〜11:30

    全国のこどもたちを対象としたオンラインの読書・執筆教室です。日曜日の開催のため平日の出席扱いとは直接関係しませんが、もりのひの教育観を象徴するプログラムの一つとしてご紹介いたします。

    「本とことば」では、小学生から高校生までを対象に、年齢や学年にとらわれず、一人ひとりの興味と発達段階に応じた読書の伴走、文章表現の指導、ことばに関する対話を行っています。担当する代表・土屋は、編集者・著述家としての経歴をもち、ことばの専門家としての視点から、こどもたちの「書きたい」「読みたい」という気持ちに丁寧に向き合っています。

    読解力・記述力・語彙力の伸長はもちろんのこと、自分の考えを整理して言葉にする経験は、すべての学びの土台となる「思考の力」を育てます。私たちは、こうした言語教育を組織として継続的に実施することで、もりのひに通うこどもたちの学びを多面的に支えています。

    国語(読書・執筆) 論理的思考 表現力 言語教育
    CONTACT

    学校関係者の皆様からのお問い合わせ

    出席扱いに関するご相談、活動内容についてのご質問、面談のご希望など、どのようなことでもお気軽にお寄せください。担当者より3営業日以内にご返信いたします。

    学校名をご入力ください
    お名前をご入力ください
    有効なメールアドレスをご入力ください
    お問い合わせ内容をご入力ください

    お問い合わせありがとうございます

    ご入力いただいた内容を承りました。
    担当者より3営業日以内にご返信いたします。
    ご不明な点がございましたら、お電話でもお気軽にお問い合わせください。